高市早苗、南京大屠殺を否定して話題に #高市早苗 #日本至上主義 新たに自民党総裁に選出された高市早苗はこれまで保守的な立場を貫いており、今年秋の靖国神社参拝を見送る計画だと報じられている。高市早苗は内閣幕僚を務めていた間、終戦記念日や春秋の例大祭に参拝したことがあり、彼女の対中姿勢も注目の焦点となっている。8日、「高市早苗が南京大屠殺を否定」が突然微博のトレンド入りした。前《環球時報》総編集長の胡錫進氏が投稿で、高市氏は靖国神社の常連客であり、公然と南京大屠殺を否定し、日本の平和憲法改正を主張し、大幅な軍費増加や軍事力拡大の道を開こうとしていると述べた。 2004年、日本の文部科学大臣だった中山成彬氏は、日本の教科書は「自虐」的なイメージから抜け出すべきだと述べ、教科書で「慰安婦」や「強制労役」などの言葉の使用が減少していることを喜んでいると表明した。当時、彼の発言は韓国、中国などのアジア諸国政府から厳しい批判を受けた。中山氏はその後謝罪し、「慰安婦問題については、名称にかかわらず、そのような人々やそのような事実が存在したことを明確に認識しなければならない」と述べ、このような癒えにくい傷を受けた人々に反省し、被害者に謝罪すると表明した。しかし、高市早苗はこの騒動後、コラム記事で中山大臣の発言内容は正しいと考えており、謝罪する必要はないと主張した。「日本の歴史教科書は過度に自虐的であり、『従軍慰安婦』という文字が正確ではないのも事実だ」と彼女は書き、謝罪するよりも信念を持って改革を進めることを期待する方がいいと述べた。 南京大屠殺について、高市早苗はコラム記事で、「中国側が30万人が日本軍に虐殺されたと発表している」と教科書に記載されていると述べた。しかし、当時の南京の人口を超える人数を殺すことは不可能だと彼女は主張し、教科書の試験基準や国策としての教育のあり方に強い疑問を抱いていると述べた。彼女は、中国の学習指導要領には「祖国を愛し、中国共産党を愛する……」などが明記されているのに対し、日本の学習指導要領にも「自国の歴史、伝統、文化に誇りと愛情を持つ」「先人の苦心と努力を知り、恩恵に感謝する」という教育目標を盛り込むべきだと強調した。 胡錫進：「反華」は日本で一定の意味で定着 胡錫進氏は投稿で、高市早苗の当選はある意味で日本の国家路線が中国人の願いと乖離している程度を反映していると述べた。「日本の『反華』は一定の意味で定着しているが、無謀で、どんな犠牲を払ってもやろうとするものではない」と指摘。 胡氏は分析し、首相になった場合、高市早苗は多くの過激な主張を現実の日本の外交環境に合わせて引き下げなければならないと指摘。「首相になってから靖国神社に参拝する？そんなことをすれば、彼女自身と日本は新たな嵐を迎えることになる！彼女が本当に日本と台湾が『準安全同盟』を結ぶことを推進することができると思うのか？彼女に胆力を与えて、やってみろ！」と強調。胡氏は、日本は米日同盟に制約されており、中国の崛起に危機感を抱いており、歴史問題で執迷不悟で、ぼんやりとし、左右を見ながら「左右逢源しようとしているが、小算盤ばかり打っている」と分析。高市氏が首相になるには他の小党の顔色を見なければならないと指摘し、「安倍氏のように思う存分やりたい放題できるわけではなく、高市氏は綱渡りをしなければならず、どれくらい続けられるかも未知数だ」と分析した。